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Alterations of the gut microbiota in multiple sclerosis

腸内細菌・腸内フローラはヒトの健康と病気に密接に関わっており、腸疾患はもちろん肥満(糖尿病・脂質異常症・脂肪肝)や動脈硬化症など心血管性障害、非アルコール性肝炎などの炎症性疾患、アレルギー・免疫疾患、さらに悪性腫瘍や中枢性疾患などあらゆる部位における疾病の発症に関係しており、寿命にも大きな影響を及ぼすと考えられています(Wikipediaより少し自分のオリジナリティを加えて改編)。

自分も最近この手の研究を始めたので、あまり強くは言えないのですが、どんな疾患でも腸内細菌が関与している、という論調には正直付き合いきれないと思う今日この頃。みなさん、いかがお過ごしでしょうか?

こんな私の「少々うんざり気分」を吹き飛ばす論文が出てしまいました。


いろいろな(雑多な)分野の興味深い論文を掲載することで有名なNature Communicationsの一報です。
多発性硬化症という脳や脊髄などの中枢神経系が一部脱髄を繰り返す疾患(詳細はリンク先)の患者さんの腸内細菌を調べたところ、MethanobrevibacterとAkkermansiaが増えてButyricimonasが減っていたよ、という内容。さらに治療によって他の種類の腸内細菌の量も変わっていくぞ、とのこと。
確かに、多発性硬化症は自己免疫性疾患である可能性が高いので、腸管免疫に深くかかわる腸内細菌が相互的な影響を及ぼしている可能性は十分ありうる話です。

ここで興味深いのがAkkermansiaです。これ、実はゼブラフィッシュでも・・・
。。。おっと誰か来たようだ。

今回はこれくらいにしておきます。

ようやく研究室研修の学生さんが来ることになりました。
さっそくどんどん実験をしていただいています!!
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