アオサ(ヒトエグサ)を採りに行きました
- 2022/03/23
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三重県が国内1位の生産を誇るアオサ
お好み焼きの上にかける青い海藻「青海苔」です。
ちなみにアオサは大きな分類で、三重県で一番よく採れているのはヒトエグサ(学術名 Monostroma nitidum)になります。
他のアオサより葉の部分が薄く(一重、ヒトエ)、以前は同じアオサ属(Ulva)だと考えられていましたが最近は別のグループに分類されています。
* 詳しくはWikipediaをご覧ください
実は私、2015年にこのヒトエグサに大量に含まれるラムナン硫酸が、肥満モデルゼブラフィッシュの脂肪肝を改善するという論文を発表して以降、マウス試験やヒト臨床試験などその治療薬としての可能性について、こつこつ研究を続けておりました(最近の研究業績についてのブログはこちらとこちら)。
なんだかんだとラムナン硫酸のプロっぽくなってきたわけですが、
その大元であるヒトエグサについて何も知らない!!
ことに気づきました。
これはいけないということで・・・三重県の養殖場を見学してきました♪
う、うつくしい・・・
そして養殖方法をいろいろ教えていただきました♪
ご協力いただいた皆様、ありがとうございました!!!
ええ、もちろん次の研究テーマのためにサンプリングも行いましたよ♪
これからの展開が楽しみです~~