[Published] ナノプラスチック研究モデルとしてのゼブラフィッシュ
- 2020/04/28
- 16:00
JSPSの外国人特別研究員Jacky Bhagatさんが来て半年、新型コロナウイルスの件でインドからなかなか戻ってこれませんが、彼の研究成果が早くもpublishできました。
よくがんばった!!
内容は最近ちょくちょく出していたナノ粒子関係の研究を発展させ、マイクロプラスチックに手を出したもの。
彼の売りはなんといっても、この綺麗なイラスト。
よくがんばった!!
言葉の通じない国、英語すら通じない三重県に来て半年、
彼の苦労を想像すると大変だったと思います。
でも見事、
IF= 5.6をクリア
(あれ、俺より優秀なんじゃね?)
内容は最近ちょくちょく出していたナノ粒子関係の研究を発展させ、マイクロプラスチックに手を出したもの。
特にナノプラスチック(1 µm以下)のものに注目しています。
プラスチック自体は生体に吸収されにくいと考えられていて大した問題を起こしそうにない、というのが最近流行りの考え方なのですが(流行りはしょっちゅう変わります)、
異様に小さいプラスチック、つまりナノプラスチックは吸収されるのではないか、さらにプラスチックがいろいろな毒性の高いナノ粒子や(特に金属粒子)、化合物(アゾール類など)を吸着して、生体内デリバリーをしてしまうのではないか、という内容です。
彼の売りはなんといっても、この綺麗なイラスト。
パワポだけで作っているとは思えない技術です。
いやあ、でも本当にpublishできてよかったです。
さあ、次もがんばろう!!