定例記者会見にて発表しました!
- 2019/01/31
- 00:00
今年は教育と広報活動もがんばる!!ということで広報関係一発目。前回から約1年ぶりでございます(当時のブログ)。
河田フェザー社・UMOUサイエンスラボとの共同研究成果(の一部)を三重大学定例記者懇談会にて発表しました!!
<発表概要>
この記者会見、同時に三重大学忍者部発足の会見もされてしまい・・・あまり人気が出なかったです。
河田フェザー社・UMOUサイエンスラボとの共同研究成果(の一部)を三重大学定例記者懇談会にて発表しました!!
わ~、パチパチパチパチ
んでもって記者会見の様子
あら、おでこが広くなっているわ、あたし・・・(マイク持っている人ね)。
ウェブサイトはこちら。
<発表概要>
近年、羽毛製品の使用が世界的に増加しており、日本国内に輸入される羽毛の品質が低下しています。
洗浄のあまい、雑菌やアヒル由来のタンパク質だらけの羽毛や
抗菌・カビ剤どころか、ホコリなどを吸着させて多く見せかける接着剤を混ぜた”グルーダウン”
が国内に入ってきています。
グルーダウンの説明はこちらの動画を見れば一撃です!!
20年以上前に作られたJIS企画では、これらの汚染を検出することができず、アレルギー疾患や肺炎の原因となることが予想されています、というか他の国ではすでに報告が出てきています。
この問題を解決する方法として、「三重大学中小企業共同研究スタートアップ事業」の支援を受け、
羽毛の安全性評価技術の開発として
ゼブラフィッシュ受精卵を用いた安全性評価法を開発しました!!
わ〜、パチパチパチパチ
この方法は、すでに欧米で行われているZebrafish embryo acute toxicity testを少し改変したものです。
これはOECDガイドライン下で行われており、輸入製品に用いられる抗菌成分などの化学物質の生体安全性評価に用いられています。
関係する論文はこちら(他にもあるけどとりあえず現状最新版)。
実際に、河田フェザーが輸入している羽毛原料を30種類以上評価し、データをまとめて現在論文投稿中です。アクセプトされるといいなぁ〜〜。
んでもって、新年度より本格的な検査としての受託事業、JIS規格化を行い、世界標準化を目指して(主にUMOUサイエンスラボさんと河田フェザー社さんが)がんばります!!
この記者会見、同時に三重大学忍者部発足の会見もされてしまい・・・あまり人気が出なかったです。
がっくし。
誰か個別取材に来てくれないかな〜〜(爆)