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レモンポリフェノールが高脂肪食マウスにおける炎症と酸化ストレスを軽減する

Citrus flavanones prevent systemic inflammation and ameliorate oxidative stress in C57BL/6J mice fed high-fat diet.

先日よそのグループから発表されたレモンポリフェノールに関する論文。レモンポリフェノールを過剰給餌マウス(食事性肥満マウスと書いていないのが微妙)を与えたところ、血清中のヘスペリジン、エリオシトリン、エリオディシトールが増加し、抗酸化能が上がり、IL-6やCRPの上昇が抑えられ、肝臓のT-BARSも下がったよ、といういいことづくし。そしてエリオシトリンとエリオディシトール投与(レモンポリフェノールではなく)でも、肝臓のT-BARSが下がったよ、いいことづくめだったよ、という論文。
160522lemon1.png
ちなみに・・・T-BARSとは
TBARS(2-thiobarbituric acid reactive substances:2-チオバルビツール酸反応性物質)は,酸化ストレスに応答して濃度が上昇する物質の総称で,脂質ヒドロペルオキシドやアルデヒドなどが含まれます。通常,TBARSは多価不飽和脂肪酸脂質過酸化物の分解物であるMDA(malonhttp://www.funakoshi.co.jp/contents/5768dialdehyde:マロンジアルデヒド)の量として測定されています。2-チオバルビツール酸とMDAを酸性条件下で室温にて反応させることにより,531 nm付近に強い吸収を示す色素が生成します。TBARSアッセイは,脂質過酸化の測定方法として広く利用されています。
フナコシさんのホームページより抜粋。こういうまとめをきちんと作っているなんて、試薬メーカーも大したものです。



ええ、完全に私の論文、「Eriocitrin ameliorates diet-induced hepatic steatosis with activation of mitochondrial biogenesis.」のマウス版。
(完全版はこちら

食餌性肥満ゼブラフィッシュにエリオシトリンを投与したら脂肪肝がよくなって、同じことがヒト肝臓(癌)培養細胞でも起こって、そのメカニズムはミトコンドリア生合成が活発化していたからだよー、という論文。
この論文を発表してから2年にして、マウスでの証明がされました。ちょっとうれしいです。


気になるのが、マウス肝臓内のミトコンドリアへの影響です。うちの大学の契約では、この論文がダウンロードできないので、細かいところが読めないので彼らが検討したのかわからないのが残念です。

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