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第80回日本生化学会中部支部例会

2年ぶりの日本での学会発表。
一時期、分子生物学会に押されていた(やや斜陽の)日本生化学会、さらにその地方会で発表してきました。なお会場は我らが三重大学の三翠ホール

ネタは2年前オランダ出国直前に実験を終わらせ、留学中に論文にまとめて何とかpublishされた「E2F8 promotes hepatic steatosis through FABP3 expression in diet-induced obesity in zebrafish」。某食品企業の研究所さんとの共同研究です。



<準備>
まず、お得意の食事性肥満ゼブラフィッシュの脂肪肝のDNAマイクロアレイと二次元電気泳動で、トランスクリプトームとプロテオーム解析を行い、FABP3の発現増加を発見。
次に、Sub-Network Enrichment AnalysisGSEAのpathway analysis版)でその上流にE2F転写因子を予測。
そして、ヒト肝臓癌HepG2細胞とゼブラフィッシュで、E2F3, 7, 8の遺伝子操作をしまくって、結局E2F8 - FABP3パスウェイが脂肪肝発症に重要な関与をしていることを見つけ、論文にしたものです。

ポスターは、論文FigureをA0用紙にPowerPointで貼り付けて(最初Illustratorを使ったのですが、図の枠線が消えなくて挫折)、学内別部門で無料で印刷。
Fire talk(1分間のショートプレゼンテーション)用の原稿は・・・当日の昼休みにちょっと考えました。




さて、学会当日。
160522-1.jpg午前の部のfire talkが終わり、そのまま九大生体防御研、佐々木先生のシンポジウム。哺乳類発生におけるゲノムインプリンティングからレトロトランスポゾンまでの知見についてのお話を聞きました。
最初のほうで、なぜ個体発生に雌雄が必要なのか、の話が興味深かったです。雌性ゲノムだけでは卵巣奇形腫、雄性ゲノムだけでは胞状奇胎になるのは初めて聞きました。学部の授業で聞いたことがあったのかもしれませんが。
このリンクがわかりやすいです。元ネタは古いNature(忘れた)。








1600522-2.jpg


無料弁当が出ることで有名(?)な地方会ですが、今年度は資金が潤沢なのか、3種類のお弁当から選べるスタイル、しかもかなり質がよかったです。
自分は細かい小皿がたくさん入った幕内弁当にしました。

午後のシンポジウムが終わり、いよいよ自分のfire talk
適当にしゃべり、その後のポスターセッション。
自分の分はさておき、興味深い研究をしている方の話がいろいろ聞けて、とても楽しかったです。
2個ほど、共同研究になりそうなネタを発見。うまくつながると良いのですが・・・。

久しぶりに会う知り合いの研究者や、新たな方との研究討論(実質、雑談)で盛り上がり、委員会に遅刻。研究奨励賞は残念ながら取れず(当たり前)、あてにしていた1万円は稼げず・・・。

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